Teenage Snuff Film/ ROWLAND S. HOWARD (1999)

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    1. Dead Radio
    2. Breakdown (and then...)
    3. She Cried
    4. I Burnt Your Clothes
    5. Exit Everything
    6. Silver Chain
    7. White Wedding
    8. Undone
    9. Autoluminescent
    10. Sleep Alone
    11. Shut Me Down

    そう。これは一番忘れてはいけないかもしれないけど忘れてしまいそうな事。

    音楽は上手いヘタではなく

    届くか届かないか。


    建て前のよ〜なそんな言葉は良く耳にしますが

    本当にこのヒトの音楽を聴いてリアルにそう思った。


    ロックはハミ出してなんぼ 

    すなわち孤独 

    という

    コミュニケーションしてナンボな現代社会に反した=さすらい=昭和的ヒロイズムかもしれませんが

    そういった格好良さに昭和のワシはドキっとします。


    ローランドさんと言えばバースデーパーティー。カミソリギター!

    と有名ですが

    ニッキサドゥン、リディアランチと一緒にやってた頃や

    THESE IMMORTAL SOULS, CRIME & THE CITY SOLUTION

    の頃の方が好きで


    ソロ名義は更に更に です。

    自然体の哀愁がどんどん深まる成長っぷりがスゴいです。


    ローランドさんの漂わせる"空気間"。

    時代性がどやとかメロディーがどやとか

    そんな事で判断してる次元すら恥ずかしくなるくらいの

    真の自由を感じさせられます。

    未完成なのか完成なのかすら関係ないような。

    このヒトは持ってる自分を使う天才ですよね。


    どっちかというとダークっちゃあダークなんですが

    ダークな事をやろうと思っているなんて事はきっとないでしょう。

    肌触りは優しく 表面は非常に絶妙で曖昧で

    人間はそもそもダークな部分も持ってるよ。と人間讃歌を奏でてておられる。

    ブルースです。


    自然に心の回路がジリジリと外界にアウトプットしてるのでしょうか。

    やたらひたすら心地よい。


    気分がシンドイ時って逆にこういう人間哀歌聴くほうが優しく響くんですよねボクは。

    悲しいというよりむしろ優しいんです。


    ローランドさん。R.I.P。



    ローランドさんのヒストリーDVDも激しくオススメです。





    CHEERIO/ MALARIA!(1993)

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      1 Keep Me In Love
      2 Lay Lady Lay
      3 Cheerio
      4 Von Hinten
      5 Doesn't Matter
      6 Elation
      7 Prophet
      8 North
      9 Slow Rotation
      10 Another Place
      11 Cheerio Instrumental

      ドイツのスタイリッシュ?女性カルト集団マラリア。

      12inchマキシばっかり出してはったからこれ2ndになるんかな?



      当時ブリクサさんの彼女だったとか。
      上手さで勝負なんてしないのが筋の良さです。
      やり口がごっついパンク。

      日本盤も出てた1stからの代表曲"お金”を無料でどうぞ。

      ちゅうかあんだけ昔見たくても見れなかった動いてる映像が一瞬にして見れるんすね。


      ええ感じのテキトー感漂うこのバンドの成長もリリース毎に増すんです。


      この頃の大阪はプランタンのCD屋, 梅田のソレイユ, ジョーシン梅田店がアツかったな。

      93年に出たCHEERIOはジョーシンで買ったの覚えてます。


      マラリアが全曲ぶっとおしてもリピートしても疲れない

      流行ってもおかしないアルバム出したのがうれかったですね。

      この曲サイコー!



      何年か前にもっかいウレシビックリが御座いました。

      かっこE事やる人はいつの時代でもE位置からEアプローチされるんですね。

      マラリア X チックスオンスピード!


      ここいらの西ドイツDVD

      BERLIN SUPER 80でもマラリア出てますよ。







      1/2 MENSCH/ Einsturzende Neubauten(1986)

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        1 Armenia
        2 Sehnsucht
        3 Letztes Biest
        4 Abfackeln!
        5 Halber Mensch
        6 Z.N.S.
        7 Die Zeichnungen Des Patienten O.T.
        8 Der Tod Ist Ein Dandy
        9 Schaben

        枚じゃなくて本ですが

        爆裂都市の石井聰互監督さんが廃工場とかで撮影したノイバウンテンのVHS。(DVDもでてますよ)




        アインシュテルツェンデノイバウンテン。

        慣れるまで言いにくいし 口に出す機会が無いと覚えない名前です。


        ボクいうときますけどノイズミュージックはきらいです。


        ノイバウンテンはそういった只のその他とは解釈が違うというか

        無を背景にノイズの出る楽器でちゃんと曲をやられておられスーゴイです。


        音源じゃないですけど

        これは映像でしか伝わらない 見て初めて判る衝撃が走ります。





        そもそも音楽(ロック)といえば

        ドラムが生み出すビート、弦楽器が生み出すコード、唄という言葉&メロディー。

        多少機材は変われど大まかにそんな感じがあったりまえじゃないですか。


        ハタチ過ぎたころそんな耳と目でこのVHSを見ました。


        最初は コレ音楽じゃない。

        と思います。

        しかし

        コレ見終わる頃には

        音楽ってそもそも元々そういう事か。

        と"半分人間"を見て人間の常識半分崩されます。


        他の音楽とは絶対的に違う奇をてらわれてますから

        そういう意味では楽しい音楽ですね。


        音楽とはルールの上でやりすぎてると思っても

        やってしまう事はでけへんやろ という事をやってしもてます。

        来日公演も行ったんですけど

        まるでステージは工場。

        ブリクサはモチロン

        ギターみたいに荒々しく弾く核ベース

        重労働係のFM EINHAITさんが強烈。

        ドラム缶や金属廃材などはは勿論

        砂まで楽器になっておりました。

        最先端いうたら超最先端やし原始的いうたら超原始的。


        なんか今ブログ書きながらyoutube観てたんすけど

        参りました。


        ボクなんかが語っちゃってスイマセン。




        ...IF I DIE, I DIE/ VIRGIN PRUNES(1982)

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          1. Ulakanakulot
          2. Decline And Fall
          3. Sweethome Under White Clouds
          4. Bau-Dachong
          5. Baby Turns Blue
          6. Ballad Of The Man
          7. Walls Of Jericho
          8. Caucasian Walk
          9. Theme For Thought

          ヴァージンプリューンズ3作目。

          キてます。

          バウハウスに洗礼を受け

          自分の中でなにかしらカルトなモノへ惹かれる時期が間もなく訪れるんですが

          そんなときヴァージンプリューンズのビデオと出会った。


          恐怖に似た衝撃だった。

          2. Decline And Fall


          8. Caucasian Walk


          パンクやな〜。


          この時代のこの手のバンドを見たり聞いたりすると

          「よくこんなバンドのドラムをやってくれる人おったな〜」

          と思います。

          多分ドラムするにあたって覚えたであろうドラミングなんて一切なしでしょ笑

          どうやって勧誘するんやろ。

          「とにかく変な音楽やろうぜ!」といえばオモシロそうとのってくれる人が居たのでしょうか。


          さて

          ギャビンフライデーとグッギっちゅう濃い〜濃い〜ツインヴォーカル。


          最初はデヴィッドボウイがポジパンになったみたいに見えるグッギさんがカッコ良く

          ギャビンがごっついキモチ悪かったのですが

          ハマっていくうちにドンドンとギャビンのネチっこい気持ち悪さに魅力が増します。クセになる。


          有名な話ですが

          プリューンズはU2と仲良しで

          U2のジャケットにはグッギさんの弟さん登場してます。

          キモチワル音楽業界のいい話です。



          ギャビンのソロの事はまた書こうと思っとります。

          MEPHISTO WALTZ/ MEPHISTO WALTZ(1986)

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            A1 Trible Conflict
            A2 Spoken Word
            A3 Oh Fallen Angel
            B1 Aboriginee Requiem
            B2 Porcelan Gods
            B3 Eternal Deep

            元クリスチャンデスのひとBARI-BARIさんがやってたメフィストワルツ1st。


            自身がポジパンゴス野郎になり始めていた時期

            「どうみてもポジパン」というなだならぬB級ジャケットを発見>ジャケ買い。

            そんとき500えんやったかな?

            90年前後はゴス/ポジパンが一昔前の音楽になっていてレコード安かったんです。


            ジャケのまんまというかもろポジパン。

            クリスチャンデスは様式様式していたので(そこがええんやけど)

            「じゃあオレはこっちで!」

            という感じで自分のギタースタイルがこのB級ジャケットとの出会いで決定しました。

            "THE マイポジパンセックスピストルズ"。

            ワシャ弦を2本以上弾かん!チョーキングはイラン!と決めました。


            迷いなく単音のみで揺れまくりフィードしまくりのギター、気だるいボーカル、うねるベース、ズンドコドラムに昇天。




            おかあちゃん(スージー)が昔「クリスチャンデスなんてバカバカしい名前を付けるようなバンドと一緒にしないで

            欲しい」とロックマガジンだったか小判フールズメイトでおっしゃってまして。


            オトナになればというかジャンルをレスさせると凄いわかるんすけど

            コドモだったから「オカンうるさいわ!」という感じでしたよね。


            確かに今クリスチャンデス聴くのかといえばもう聴かないボクですが

            この12inchは成りきり℃が高く「尖ってるな〜」と今でも聴けます。

            っちゅうか当時はむちゃくちゃ聴きすぎたヤツです。


            MASK/ bauhaus(1981)

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              1.Hair of the Dog
              2.The Passion of Lovers
              3.Of Lilies and Remains"
              4.Dancing
              5.Hollow Hills
              6.Kick in the Eye
              7.In Fear of Fear
              8.Muscle in Plastic
              9.The Man with the X-Ray Eyes
              10.Mask

              バウハウス2nd album。

              ジャケットアートワークは破天荒オリジナルギター奏者ダニエルアッシュさんらしいですね。

              無理矢理個人的見解でキャッチさせてもらうと

              "不協和音を武器にロックのルールを無視したグラムロッカー"。


              今聞くと慣れすぎて全然そんな感覚じゃないんですが

              はっきりいって普通に生きていく上で全く知らなくていい音楽です。

              バカみたいで失礼な言い方してまうと

              暗い。難しい。けどかっこイイ。

              問題は何故かっこいいのか。

              理由なんていらないといいますが

              求める求めない別として絶対理由はあるもんです。

              それを想像するのがオモロイん。


              ホラーズ辺りから"ポストパンク"っちゅう言葉の響きがかっこいいみたいな時代になりましたが

              そら昔はこういう音楽知ってるもしくは好きな人になかなか出会わなかったですよ。

              正直そんくらいエンジョイライフといった俗世間に似合わない異質の世界やと思うんやけど。


              それを考えると

              「バウハウスやばい」とかいうてる若者が異様に多いので

              ほんまか?

              となります。


              とはいえ

              自分も若いときにそこそこ理解に苦労して洗礼を受けた一員なんすけど

              それだけ「個性的な表現」を欲したからなんです。


              しかしよく考えてみると

              今は各々でみなさん表現してはります時代ですね。

              twitter, facebookをはじめ自分のアカントなんかで「ワタシはこーゆーひとです」とアピールする時代っちゅうんですか。


              ダークな音楽が好きな人が昔と比べるとごっつ多いのは確かです。

              傍観者より表現者が増えたっちゅう事にしとくべか?

              人は発表の場に立つとき磨かれますからね。


              みうらじゅんさんが昔

              「難しいものほどおもしろい。理解したときに手に入れたものがデカいから」

              とおっしゃってました。


              俗のひとが得てないもと得てしたときが個性の一歩。


              恐れながら

              結局バウハウスの表現は

              パンクに対する更なるパンクっちゅうアプローチの固まりなので

              今トレンドっぽく響いてるポストパンクとは状況が全く違うような気がします。


              だから近年の単なるポストパンクぶりっこを聞くのであれば

              バウハウスを聞きます。

              なにかしら表現に携わる方には一度触れて頂きたい世界です。


              表現はテクニックが全てではないのだ。

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